投げてみたくて

2011年1月29日(土）　　　　なんとかいう港

本日（1月30日(日））は朝起きると雪でした。
私用が忙しくてなかなか出撃できず久々の更新です。


昨日は、とにかく投げようということで、
なんでもいいから釣れたらよし、
三重の若松、千代崎、白子あたりの近場へ行くことにしました。

♪あ～らしを～、お～こして～、す～べてをこわすの～♪
♪あ～らしを～、お～こして～、す～がおを～、みせるわ～♪　

♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪

♪MU・GO・ん、いろっぽいね～～～♪

工藤さんの歌を熱唱しながらいつもの道を急ぎます。



しか～し、しばらくして何か不思議な感覚に襲われました。
それは時間が経つとともに益々増加していきました。


そして、突然それが何なのかが、わかりました。
この景色・・・、違う。　　時間がたち過ぎている・・・・。
やってもうた～!!!　


しかし、引き返すのもなんだし、
いっそのこと今でもキスが釣れている、
という噂のところへ久々に行ってみることにしました。
こっちより、温（ぬく）とそうだし～！

工藤さんの歌を一生懸命歌っていましたが、それが飽きる頃、
PM12時ごろ目的地到着。
カーナビの編集で登録地点の名前が間違っていたみたいで・・・。



ここは過去に7，8回は来ているのですが、
古い記憶とはだいぶ違っています。

場所は、なんだったかな～？

静香、夢中ね

みたいな感じのとこやったと思います。

釣りをしている人もそこそこ見受けられますが、サビキが多いようです。
エサを買いに近くのエサ屋さんに行き、キスの情報を聞きましたが、
ダメそうです。　イシゴカイ400円にケチりました。


白灯台に戻って、釣り開始。温かいですが、風がそこそこあります。



先端付近では、一人投げておられるが、釣れてない様子ですら～。

あり合わせのジェット天秤15号に4本針をつけてスタートです。
正面の黄色灯台近くまで投げて、超超スローサビキです。
すると、１投目から、突然ガツンときました。

竿が大きく曲がりますが、しっかりためて相手の出方を伺います。
この重量感からすると・・・、


推定サイズは1万2千kmほど・・・、
残念ですが1号ハリスでは上がりません。
案の定、無念のハリス切れでした。

気を取り直して、仕掛けを作り直し、再開です。
底は砂地で、根がかりする場所はかなり限られているみたいです。
数少ない所へ投げると・・・、
思ったとおり来ました!!!　ホホホ！

それなりの重量感を感じながら巻きあげます。
水面をのぞきこむと、キスではなさそうですがダブルです。
今日は何でもありなので、これで坊主はまぬがれました。

上針には、


海藻天秤です。ちなみにとなりの人のじゃないです。私そこまでへたじゃありません！


下針には、


なかなかのサイズです(98mm）。上のは100均のハサミです。自慢気に置いてみました。



風がだんだん強くなってきます。
どうも港内、外側とも、底に糸状のこげ茶の藻が、
びっしり繁殖しているようです。これじゃためぽ！

先端はアジ釣りの人が陣取っていて投げられません。
少し空いたすきに、別の投げの方が入られました。
また、沖白灯台堤の延長工事をしているので、その付近も無理。

泣く泣く、港内を丹念に探ります。
情報では、ハゼが釣れるそうですが、もっと奥の方でしょう。
ハゼは来ませんでした。フグはいるようです。


だんだん、寒くなってきました。
それでも、がんばってなんとか数を伸ばします

見にくいですが、船用遊動天秤に8号です。






向かい風となりますが、外向きに15号で投げてみます。
何頭目かの後、とんでもない事件が起こってしまいます。
突然の重みを感じた後、リールを巻きにかかりますが、
じわじわとしか寄ってきません。もしかして・・・。
外側は一段高くなっているので水面の様子がわかりません。
とにかく堤の近くまで寄せて、水面をのぞきこみました。


おー、ありえへん、アオリや！間違いないアオリや！


タモも無く、強引に切れないことを祈って引っこ抜きます。

やったー、なんと投げで初アオリゲット！しかもとんかつサイズ？胴長で30cmはあります。



近くでまじまじと見ましたが、某有名ブログで紹介されていたアオリに間違いありません。


得意気に角度を変えて、ちょっとアップも。





この後、貴重なアオリなので逃がしてあげました。
♪また会う日まで～、会える時まで～♪
♪別れの、そのわけは～、はなしたくない～、
ルルル、ルルルルー♪






そんなとき、先端に別の投げの方が入っていて、
ダメだといいながら、粘っていたのですが、キスゲットのようです。
17，8cmぐらい？

大喜びされてそのまま帰られました。　


空いた場所へ入って、しばらく投げましたが、
寒さに耐えかねて、終了です。

となりのアジ釣りの人に聞いたら、連日１５cmぐらいのアジが
投げサビキで釣れているようですが、本日は完全の不発。
誰も釣れなかったようです。
水温が急に下がり、風が強かったことが原因のようです。
因みに黄色灯台堤では、釣れたようでした。


突堤の元の方の階段そばでは、
東京から来た人がフカセでウグイを２匹だそうです。

その横の人は、やはりフカセで、２歳を１枚。
寄せ餌をまいたフカセ釣りが主流のようでした。


全体に低調な日に当たってしまいましたが、
この時期にしては、よく釣れ、しかもアオリまで釣れて、
とても満足な釣行となりました。
これも、全てカーナビのおかげです。



御在所岳？

やっぱり、ここは厳寒期はダメぽ!
思えば遠くへきたもんだ～　　　～てかっ!!!